愛知県新城市・県立桜淵自然公園
2013/04/13-14
 

前年の2012年に続き、愛知県新城市・県立桜淵自然公園にて『2013全日本選手権』が開催されました。
様々な制約と、「不慣れなオンタイヤのルールでどこまで走れるか?」の暗中模索の中で作成した前年とは異なり、“世界のレベル”を感じさせるセクション=高低差や距離のあるジャンプと、狭い足場でのバイクコントロールを求められる良いセクションが作れたと思います。

今年2013年は桜の開花が早く、大会の日には遅咲きの桜が少し残るばかりとなってしまいましたが、会場にはトライアル観戦を目的に多くの方にお越し頂きました。

大会の模様は以下のインターネットメディアにて紹介されていますので是非ご覧下さい。

 

今回のセクションの設営にあたり、「バランス」という要素がコンセプトにありました。
ヨーロッパのライダーと戦うには、ジャンプの高さと飛距離が必須項目であるのは確かですが、ある程度のジャンプ力を身に着けた選手は、飛ぶ事にばかり意識が向いてしまう傾向にあります。

飯塚が、そして寺井が世界エリートカテゴリーの舞台で優秀な結果を残してきたのも、優れたバイクコントロール技術、タイヤと設置面の感覚、そしてバランスの補正能力が要因であると断言出来ます。

日本人の持ち味であり、強みであるはずの「バランス」をないがしろにして欲しくないという思いから、第1セクションには入り口から続く丸太の一本橋を設置。 実際に、カデット以下のライダー達がスルスルと走り抜けるポイントで、エリート・ジュニアの選手がバタバタと落ちていく様子が見られました。


また、第5セクションには大小のランプを使用し、スピードを着けランプのR(局面)を使用して飛ぶというセクションを設営しました。
低速走行ばかりのトライアルの中にも、時には必要最低限のスピードが問われたり、またランプや自然地形のRを使う場面もあると再認識しつつ、単純にランプを使って飛んだり加速したりという楽しさを知ってもらえればという思いがありました。

ライダー各位には、攻略できたポイント、走れなかったポイントから自分なりの課題を見つけ、今後のレベルアップの為の題材としてもらえればと思います。


募金残高  ¥7,861-

2013/3/14現在
 大会当日、強化選手を代表して寺井一希より、「世界選手権&ワールドユースゲーム遠征チーム応援基金」への募金を呼びかけ、多くの方にご協力を頂きました。
左記の通りの金額が集まり、JBTAにて大切に保管しております。
「年に一度は派手な人工セクションで走る機会を」という思いでセクションを作りましたが、全てはセクションの設営を行なってくれたスタッフのおかげです。
4名のスタッフにはこの場を借りて心よりの御礼を申し上げたいと思います。
セクション設営スタッフ
野口 まーぼー 真伸
音野 裕司
辻 龍治
黒川 剛史

また、ご協力頂いた企業様、お世話になった皆様には、この場にて改めて御礼を申し上げます。

イベントMC

医療スタッフ

協賛企業
インディアンサマー

協力企業
柴田興業 株式会社

SPECIAL THANKS

新城市長 穂積亮次 様

新城市教育委員長  和田守功様
新城市教育委員会 夏目道弘 様
新城市スポーツ課 佐宗勝美 様
新城市スポーツ課 岡田 様
新城市観光協会 安彦誠一 様
新城市観光課 川合教正 様

新城市観光課 原田 様

新城市観光課 小野田昌弘 様
新城市企画部  安訓子 様
 
CBC 加藤良夫 様
東愛知新聞 千葉敬也 様
エフエム豊橋 原田真弓 様
花の木公園 丸山繁治 様
柴田賢治郎 様


参加選手数:54名
来場者数:3400名(2日間)
主催:(財)日本自転車競技連盟
主管:JBTA 日本自転車トライアル協会
後援:新城市 新城市教育委員会 新城市スポーツ課 新城市観光課
    新城市観光協会
協力:愛知県自転車競技連盟  奥三河ビジョンフォーラム