2012年、2013年の開催地であった愛知県新城市から、新天地である長野県佐久市に開催地を移して開催された、2014年の全日本トライアル選手権。
佐久市や周辺地域の選手達の父兄で結成された「全日本選手権in信州佐久 実行委員会」による意欲的なPR活動やセクションの設営作業により、迫力のあるセクションで見応えのある競技大会が開催出来ました。
地元の企業様や個人様からも協賛とたくさんの応援のお声を頂いた事も、今回の大会のの大きな原動力となりました。
大会の模様は以下のインターネットメディアにて紹介されていますので是非ご覧下さい。
大型の資材を確保して搬入出来ること、また高度な技術を持った職人さんの協力を得られるということで、大規模かつ複雑な造作が必要となるセクションの設営が可能となりました。
今回のコンセプトは「他では走る事のないセクション」「今までに走った事のないセクション」でした。単純な経験だけではなく、いくつかの経験を融合させて攻略方法を見出す能力や、経験のない所から攻略法を想像し、また想像出来ない挙動が起こった場合にどう対処するか?という能力が求められるセクションを用意しました。
サスペンションが動く自動車や、車輛用のバネを仕込んだ動くセクション。回転するケーブルコア。
グリップの悪いドラム缶を斜面や高所に設置するなど。
今後同様のセクションを走る事が無いかもしれませんが、
時として想定外のセクションが用意される国際大会において自身の走破能力を発揮するための有効な経験となった事と思います。
ライダー各位には、攻略できたポイント、走れなかったポイントから自分なりの課題を見つけ、今後のレベルアップの為の題材としてもらえればと思います。
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