「東日本大震災復興支援」 第5回 全日本トライアル選手権大会
長野県佐久市・佐久ミレニアムパーク
2016/04/23-24
 

 長野県佐久市の佐久ミレニアムパークでの全日本トライアル選手権大会は今年で3年目となりました。
 今大会も佐久市や周辺地域の方々や選手父兄で結成された「全日本選手権in信州佐久 実行委員会」と愛好者が前大会終了後から動きだし、 より良き大会とするために綿密に練られた大会運営とセクションコーディネートがされ、選手のみならず観客の方々も魅了するダイナミックな競技大会が開催できました。
 新幹線駅から徒歩ですぐという好立地でトライアル競技大会が開催できることは、スポーツとしてのトライアルの発展にも大きく寄与するものと考えられ、 地元の方々をはじめ、大会の準備や運営に携われた多くの方々に感謝しております。

 男子エリート20と26については、昨年までと同様に1日目の予選で決勝進出者を決定し、2日目には最高難易度のセクションによる決勝を実施。 他のカテゴリーについては、1日目はやや難易度を抑えた設定で1ラップ、2日目には難易度を上げた設定で2ラップ、2日間で計3ラップとする決勝を行い、 全カテゴリーの選手が2日間を戦い抜く大会となりました。
 幸い大会期間は天候にも恵まれ、小学生から成年男女まで各年齢別カテゴリーで2016年度の日本一を決める最高の舞台になりました。

 大会の模様は以下のインターネットメディアで生中継され、会場に足を運べない方々も現地で応援しているような臨場感を感じられたのではないでしょうか。

 また、会場内にはトライアル車の試乗コーナーも設けられ、声援で会場を盛り上げていただいた観客の方々にも、 観戦だけでなく実体験することで新たな興味を持っていただけたのではないかと思われます。

 女子エリートおよび男子ジュニア20/26国内選手権者の動画と、男子エリート20/26国内選手権者の動画およびインタビューがシクロチャンネルで紹介されています。ダイジェスト動画とレポートが掲載されていますので是非ご覧ください。




 今回の全日本トライアル選手権大会には、トライアル2級公認審判員講習会の講師として来日されたUCIトライアル委員長のPeter Fisch氏がお見えになり、 開会式の挨拶と表彰式でのプレゼンターも快く引き受けていただいきました。 また、長旅でお疲れにも関わらず、重要な判定ポイントについて実際に自転車を使ってのレクチャーもしていただきました。 夜間に行われた審判員講習会も含め、日本のトライアル競技の発展を考える上で貴重な二日間となりました。

 また、大会10日前に熊本県を中心に最大震度7という大地震が発生し、熊本在住選手の参加も危ぶまれましたが、 地元で応援する方々の「こういう時だからこそ全日本という場で走る姿を見せて欲しい」という声に支えられる形で参加。 観客や他の選手からも大きな声援を受けました。

 実行委員会の尽力と地元の企業様、多くの個人様からの御協力とトライアルに対する熱意や声援のおかげで、見応えのある競技大会を実施することが出来ました。  ご協力頂いた企業様、お世話になった皆様には、この場にて改めて御礼を申し上げます。

 

大会役員・競技役員

協賛企業
ダートフリーク
えむらグラフ
テクニカルラボ
中島タイヤ工場
堀内組
ムラカミ

協力企業
プラザ21

SPECIAL THANKS
佐久市長 蜩c 清二 様
コミュニティテレビこもろ
シクロチャンネル
サイクルスポーツ
西村工房 + MAXiMEDIA
吉田 聰


参加選手数:47名
来場者数:1800名(2日間)
主 催 : 公益財団法人 日本自転車競技連盟
主 管 : 全日本選手権in信州佐久 実行委員会
       JBTA 日本自転車トライアル協会
後 援 : 佐久市 佐久市教育委員会 佐久市観光協会
協 力 : 長野県自転車競技連盟



ポスター
プログラム冊子(B 5版 6頁)
(  PDF  )