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トライアルのルール >> JCF/UCI競技規則 (2023/01/01改訂) rev.2023/03/14
(競技規則全般はこちら)>> https://jcf.or.jp/trial/rule/

判定ガイダンス資料(2024/04/12更新)>> 競技現場において求められる判定の目安
(スコアカードのパンチに関する資料のみ刷新しました)

 2023年1月にUCI競技規則が改訂されました。(英文 Version on 01.01.2023
 トライアルに関しては、2019年から世界選手権、ワールドカップおよびワールドユースゲームで採用されてきたポイント獲得方式が、主要国際大会に限らず全ての大会に採用されることになりました。全日本選手権や主要国内大会においては、2020年度から大会特別規則に明記した上でポイント獲得方式を採用してきましたので、実際の運用としては大きく変わることはありません。(これに関係する改訂項目は多いので説明は省きます)
 ただし、その他に若干の変更もありますので、主な改訂箇所について説明しておきます。  

項目番号
主な改訂箇所の説明
7.1.083
(Page23,24)
ゲート背面からの足着き通過(2023/01/01改訂
・静止姿勢(試技でなく)でゲート背面側から(自転車および/または体の一部とともに)ゲートに近づき、足を障害物/地面に置いてゲートを通過。たとえ着いた足を1回以上着きなおしたとしても適用される。
5ペナルティ・ポイント

【解説】
昨年までは、一瞬跳んで着いた足を着きなおした場合は2ペナルティ・ポイントになりますが、競技は続行できました。今年からは、足の着きなおしをしても通過できないように変更されました。

【追記】
今回の改訂において、2021年の改訂で追加された次の一文(取り消し線部分)が削除され、2018年10月の改訂時の文言に戻ったようです。
『ゲートに近づき、少なくとも一つの車軸がゲート背面側にある間に、足を障害物/地面に置いてゲートを通過』

どういう状態で足を着いてゲートを通過するのはダメなのか?を説明した一文でしたが、足の着きなおしをしても通過できなくしたことから、今回の改訂で削除されたようです。
もちろん、ゲートの前側から近づいてなら、足を着いて通過するのは1ペナになってポイント獲得はできませんが、次に進むことは可能です。
7.1.098
(Page26)
追加のペナルティー(2023/01/01改訂)
スコアカードを紛失する、あるいはセクションを抜かす。
マイナス50ポイント
【解説】
今までマイナス100ポイントだったペナルティが半分に。
7.1.106
(Page27)
タイムペナルティー(2023/01/01改訂)
設定競技時間を分単位で超過してゴールした場合、2分ごとに10ポイントを獲得ポイントから減算する。
【解説】
今までは1分ごとにマイナス10ポイントだったTPが半分に。


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