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トライアルのルール >> JCF/UCI競技規則 (2021/02/08改訂) v.04/07
(競技規則全般はこちら)>> https://jcf.or.jp/trial/rule/

判定ガイダンス資料(2021/10/22更新)>> 競技現場において求められる判定の目安ver.2021

 2021年1月と2月にUCI競技規則が改訂されました。(英文 Version on 08.02.2021
 トライアルに関しては、判定に際しての具体的な状態説明が一箇所追加されました。競技に関わる主な改訂箇所について、簡単に説明しておきます。また、2020年に国内大会を開催できなかったため、2020年以前の改訂なども簡単に示しておきます。
 2019年から世界選手権、ワールドカップおよびワールドユースゲームではポイント獲得方式が採用されています。その他の国際大会や海外の国内選手権においても、同様のポイント獲得方式が採用されています。したがって、国際大会につながる全日本選手権や主要国内大会においては、2020年度から大会特別規則に明記した上でポイント獲得方式を採用としています。
 

項目番号
主な改訂箇所の説明
7.1.083
(Page24)
ゲート背面からの足着き通過(2021/01/01改訂
競技者がゲートの背面側から近づき、少なくとも一つの車軸がゲート背面側にある間に、足を障害物/地面に置き、その足を用いてゲートを通過する場合(5ペナルティ・ポイント)
【解説】
「背面からゲートに接近して足着きしながらゲートを通過させたら5点」という状態を、より詳しく示したものです。 改訂前は位置関係が少し不明瞭でしたが、車軸が前後輪ともゲートの手前にある時点で足着きをして、その足を使ってゲートを通過させる場合は5点にならないということです。(足着き1点なのでポイントは獲得できません)
足着きをした時点で「前後の車軸がどこにあるのか?」が判定のポイントとなります。
前後どちらか一方でもゲートの背面側に車軸があれば、その時点で足着きしてゲートを通過させることはできません。(そのようなケースで仮に足着きした場合、ゲートの手前側に前後の車軸を移動させ、足を着きなおしてからゲートを通過させることは可能です。ただし、足着き2点となり、もちろんそのセクターではポイントが獲得できません。)
7.1.018
(Page7)
世界選手権などのポイント獲得方式におけるセクター番号の表記方法(2020/02/11改訂)
セクター内のゲート数が一つのみの場合、そのゲートは対応する番号のみにより示せばよいものとする。 当該セクターにゲートが一つしかないことは明白なことから、番号の周りを円で囲む必要はない。
【解説】
例えば、セクター2に3つのゲートをつける場合、2A,2B,2Cのように番号に続きアルファベットを書き、最後のCを丸印で囲います。
セクター6のゲートが1つだけの場合は、6と番号だけでよく、番号を丸印で囲う必要はありません。
Aと書いてあれば次はBで、丸印があれば次のセクターへ。番号だけなら次のセクターへ、ということです。
(全般)
世界選手権などのポイント獲得方式 (2018/10/15改訂)

・最高合計ポイントの競技者が勝者
・各セクションは6つの障害物区間(セクター)に区分
・ゲートの1A,1Bという番号は同じ障害物区間(セクター)
・セクション制限時間2分を超過した時点で終了しそれまでの得点は保持
・ポイント獲得方式の採用による追加ペナルティー等の点数変更

※各セクションでの獲得ポイントは
 最大で 10ポイント×6セクター=60ポイント
(5セクション2ラップ:60×5×2=600ポイント満点)


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